ペア8組。
1635年(寛永12年)、初代結城孫三郎が日本橋葺屋町で旗揚げ。古典の糸あやつりをベースに書き下ろしの新作公演、江戸写し絵公演、海外の演出家・作家とのコラボレーションなど様々な公演活動を行っている。
現在、日本唯一の伝統的な「江戸糸あやつり人形」の劇団として、「国記録選択無形民俗文化財」「東京都の無形文化財」に指定されている。
▼江戸糸あやつり人形結城座
https://youkiza.jp/
385年以上の歴史を持つ結城座には、江戸期に書き下ろされた戯曲が数多く埋もれている。その中には平賀源内(福内鬼外)が結城座に書き下ろした戯曲も残されており、両川船遊(十二代目結城孫三郎)は、平賀源内作品の復活公演企画を長年温めてきたという。
2021年、十三代目結城孫三郎襲名披露公演を経て、孫三郎をはじめ若手人形遣いが進境を示し、このたび、平賀源内(福内鬼外)作・「荒御霊新田神徳(あらみたまにったのしんとく)」を書き下ろし初演より244年振りに復活させる。
令和の時代に息づく現代的作品として、現代演劇の演出家や俳優の起用など「古典と新作の両輪」で伝統をつないできた結城座の「原点回帰」とも言える舞台作りを目指すという。
3月2日(木)から6日(月)まで、東京・豊島区西池袋の東京芸術劇場シアターウエスト(池袋駅)で、江戸糸あやつり人形結城座公演「荒御霊新田神徳」を上演する。全5回の公演。
▼結城座「荒御霊新田神徳」
https://youkiza.jp/archives/8809
原作 福内鬼外(平賀源内)、脚本・演出 加納幸和(花組芝居)、作曲 鶴澤津賀寿。
出演:十三代目結城孫三郎、三代目両川船遊、結城育子、湯本アキ、小貫泰明、大浦恵実、中村つぐみ、武市佳久(花組芝居)。
〈あらすじ〉
愛する新田義峯を庇い、実父頓兵衛の手にかかり命を落とした娘お舟。お舟の魂が、佐々木近江判官の息女初花姫に乗り移り、義峯に再び縋る。さらには初花姫の乳母子、おりくまで義峯に惚れ込んでしまう。相思相愛の初花姫と義峯は艱難辛苦を乗り越え、無事にお舟の菩提を弔うことができるのだろうか…。
全5回の公演から、今回は
3月2日(木)の午後7時の部にペア4組(全席指定6000円)
3月6日(月)の午後2時の部にペア4組(全席指定6000円)
を招待。
※公式サイトの公演情報を要事前確認。
会場:東京芸術劇場シアターウエスト
一般6000円、ペア券10500円、U30:3000円、学生2000円。
公演についてのお問いあわせは、結城座(042・322・9750)まで。平日10時~19時。
応募時に、希望の公演日時を選択する。
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