アンテナショップ@東京

IBARAKI sense(イバラキセンス)

金色の外観 厳選した逸品

  • ブランドショップのような高級感あるたたずまい
  • 前面のディスプレー。季節によって内容を変えている。1月下旬からは偕楽園を意識し、「梅」がテーマ
  • 笠間焼の器や水府提灯などもある

 JR有楽町駅近くの首都高速道路高架下にある茨城県のアンテナショップが、2018年10月25日にリニューアルオープンした。

 旧店舗の外観は、長く赤いひさしがトレードマークだったが、新店舗はゴールドと黒を基調としたガラス張りで、日常の食材を買いそろえる市場のコンセプトから百貨店のような高級感あるたたずまいに変わった。店の内装にもこだわり、笠間焼や水府提灯(ちょうちん)、八溝杉、稲田石など県ゆかりの工芸品や建材で飾っている。

 旧店舗の物販コーナーでは約1千~1200点が店頭に並んでいたが、リニューアルを機に、ジャンルごとに選定基準を設けて約500点に絞った。なかでも「茨城といえば納豆」というイメージを払拭するため、納豆は厳選した十数種類を置いている。前面のディスプレーにはイチゴやリンゴなど季節の食材を使った商品がずらり。店の中ほどに進むと、センベイや「かりんとうまんじゅう」などお土産にぴったりの菓子類が並び、冷蔵・冷凍ケースには魚介類や肉類、納豆、干し芋などがある。茨城は40蔵と関東7都県で最も酒蔵の数が多く、同店でもクラフトビールや日本酒などの酒類が豊富にそろう。新装した店内を見渡し、「茨城は食の宝庫だ」と改めて実感する。店の奥にはギャラリー風の陶芸品や工芸品のコーナーもある。笠間焼の器は一点物が多く、自分好みを探すのが楽しい。

 併設のレストラン「ばらダイニング」やカフェ「ばらカフェ」では、県産の食材をふんだんに使った料理や地酒、スイーツなどが味わえる。レストランのランチは、ブイヤベースやローストポークなどおかずが6種類付いた「ごちそう膳」(2500円)がおすすめ。夜は地酒を味わいながらゆっくりコース料理をいただくのもいい。カフェのスイーツは、栗のソフトクリームやイチゴパフェが人気で、テイクアウトもできる。

 週末には地元の酒造元や農家、水産高校などと連携したイベントも開催している。1月中・下旬ごろからはイチゴや特産の干し芋が旬を迎えるので、生産者を呼んで2月ごろにPR販売を行う予定だ。

(笹木菜々子)

 

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(2019年1月24日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。記事・画像の無断転載・複製を禁じます。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

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