僕は酒もたばこも一切やらない。好きにならなかった。けど、甘い物は昔から大好きなんですよ。朝食のあんパンと夕食後の田舎まんじゅうは、毎日欠かさない。討論番組「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)の日も、番組明けに食べるあんパンを持参して行きます。
僕は滋賀県の近江商人の末裔(まつえい)で、たねやは、その近江の菓子屋です。この最中は、お中元やお歳暮に贈っています。僕の甘党を知る人からいただくこともあって、僕にはちょっと贅沢(ぜいたく)な存在のお菓子だね。
皮とあんが別々に包装されていて、自分で挟んで食べます。シンプルな皮に粒あん。これがあまり甘くないのがいいんだよね。ほどほどの甘さ。量もちょうどいい。
長年、ジャーナリストをやっていますが、才能は全くないのにこの年まで続けてこられるのは、ただ好奇心が強いんですよ。取材が唯一の趣味。あらゆる人と会って話をするのが、面白くて楽しくてしょうがない。甘い物は、そんな僕のエネルギーの源だね。
◆大手百貨店のたねや店舗で販売。
フリーダイヤル(TEL0120・295999)やファクス、インターネットでも購入可。
箱入り6個1080円~。
たはら・そういちろう ジャーナリスト。
1934年生まれ。近著に「平成の重大事件 日本はどこで失敗したのか」(朝日新聞出版)、「AIで私の仕事はなくなりますか?」(講談社+α新書)。