大学芋は父(東八郎)がよく買って帰ってきたので、子どもの頃から食べていましたね。名前からか大人が食べるものっていうイメージがあって子ども心にうれしかったですね。浅草には昔から大学芋が有名なお店があって、そこが一番うまいと子どもの頃からすり込まれていました。でも、何年前だったか、おいもやさん興伸が浅草にできて、これもおいしいじゃん!って。面取りされたお芋がきれいにみつをまとっていて、とろっとしているけど、しつこくない、やさしい上品な味わいなんだよね。季節ごとに一番おいしい品種を使っていて、二つの品種を食べ比べることもできます。「紅あずま」の時は「あずま」っていうシールが貼ってあって、俺の名前と同じだからか、ちょっとおいしく感じるね。
以前浅草で飲み歩いていた時は、次どこいく?なんていう間に、ぱっと買って一口食べたり、知り合いの店に「浅草の土産でごめんね」なんて持っていったり。浅草に何店舗もあるので、見かけたときに買うことが多いかな。
4月に51歳で大学生になって、授業とリポートに追われています。大学生になったから、大学芋を紹介したくなったのかなぁ。
◆浅草オレンジ通り店 東京都台東区浅草1の21の5(問い合わせは03・3842・8166)。
200グラム600円~。
午前10時~午後7時。
無休。
浅草を中心に都内に11店舗。
あずま・たかひろ タレント。
1969年、東京・浅草出身。駒沢大法学部在学中。8月7、8日、東京都品川区のスクエア荏原ひらつかホール「東MAXプロデュース FIRE HIP’S大感謝祭~THAT’Sバラエティーショー~」に出演。