芸人になる以前、キャビンアテンダントでした。ドバイに住んでいたことがあります。日本食が恋しくなると和食レストランに駆け込んで、おすしを食べていました。キツイ搭乗勤務もすしで乗り切れたと思っています。
この店で修業していたのが竜太君。後に日本で独立し、「鮨 竜太」の大将になる人です。彼の握るおすしは本当においしくて、苦手だったウニやイクラをドバイで克服したくらい。シャキッとしたシャリとネタが口の中で絶妙なバランスでとろけるんです。
彼の良さはそれだけじゃない。左利きの友達を店に連れて行き、もう一度その彼女と来店したら、左利きの彼女が食べやすいよう、左に箸がおかれているじゃないですか。おすしも完璧なのにその気遣いにもうWOW!ですよね。
普段、テレビやラジオなどで気を張っている分、おすしを食べに行く日は、完全にオフ。腹がはち切れるまで食べて、「はい、またがんばります。ありがとう竜太」と気持ちを切り替えています。
誕生日など大切な日にもよく利用しています。「女芸人No.1決定戦 THE W 2021」で準決勝進出を果たした時も友人が竜太を呼び、出張すしでお祝いをしてくれました。おすしと言ったらずっと竜太、節目に寄り添ってくれる存在です。
(聞き手:佐藤直子)
◆東京都港区六本木7の3の15の地下1階(☎070・1408・8431)。約18品、1万5千円。ランチは正午~(午後)1時、ディナーは6時と8時45分のどちらかを選択。電話やインスタグラム@sushiryutaのDMなどで要予約。
くれいじーここ 外資系のCAを経てお笑い芸人に。アマチュア時代に日本テレビ系「女芸人No.1決定戦 THE W 2021」にて準決勝進出を果たす。CAあるあるのショートネタを動画で配信。