去年の5月、帯広の空港で「べこ餅」を見かけて食べてみたのが最初。その時は別の会社の商品でしたが、白色と黒糖色の見た目で牛だから「べこ」なんだなって思ったんです。
帯広に行くたびに空港で探してもなかったんですが、今年1月、都内のコンビニで日糧製パンの「べこ餅」を発見したんです。白黒の見た目は一緒。やっぱりこれ「べこ餅」っていうんだなと思いました。
上新粉でできていて、もちもちしたすあまのようですが、冷涼感のあるソルビトールが入っているからか、ちょっとすっとして、おいしいんです。
2月に空港で声をかけられたファンの方が同じ帯広行きの飛行機で。北海道の人だと思ったので「べこ餅って知ってますか?」と尋ねたら、「かしわ餅ですね」って言われたんですよ。
僕が知っているかしわ餅は柏の葉でくるまれたお餅。なんで?と思いましたが、この餅の形、葉っぱですよね。調べると、柏の葉に似てる。やっぱり北海道の端午の節句に食べるお菓子だったんですね。
ここからは僕の推察ですが、昔、本州から北海道に移住した人たちが、端午の節句の時期に柏の新葉がないから、お餅を葉形にしてかしわ餅として食べたんじゃないかな。想像ですよ。
(聞き手・清水真穂実)
◆オープン価格。北海道と青森県、一部東北エリアのスーパー、コンビニのほか、東京では新宿や池袋の「北海道どさんこプラザ」で販売。問い合わせは日糧製パンお客様相談室(☎0120・662108)。