2008年の映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」の挿入歌を歌わせてもらいました。上映会の後、故若松孝二監督に連れられて食べたのが、この鴨(かも)せいろ。監督やスタッフ、役者の方々と楽しくお食事したのが、いい思い出です。
以前は、オーナーをつとめる新宿ゴールデン街のバー「汀(なぎさ)」からほど近いおそば屋さんに通っていました。でも閉店しちゃって。「またおいしいお店を見つけた」って思いましたね。
魅力は、もちもちとした麺。分厚くはないけれどコシやコクも感じられて、キメが細かいというか。揚げ出し豆腐やキュウリの古漬けなどの一品料理も優しい味で、なんだか安心しちゃう。
ふだんは野菜と果物をこれでもかと食べてます。お店の人に「大丈夫!?」って心配されるほど両手いっぱいに買って。でも忙しい時や体が弱ってきた時は、楽庵のおそばに癒やされに行くんです。
◆東京都新宿区新宿2の13の10(TEL03・3356・0160)。鴨せいろ1600円。午前11時半~翌午前4時((月)は午後7時から、(日)は午後10時まで、(祝)は翌午前2時まで)。
なぎさ・ようこ 歌手。
昭和歌謡をテーマにカバーやオリジナル曲を歌う。5月3日、新宿JAMで開催の「JAM FES」に出演。