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柳亭こみちさん
「農心ジャパン」の辛(シン)ラーメン(袋麺)

「農心ジャパン」の辛(シン)ラーメン(袋麺)
調理例
「農心ジャパン」の辛(シン)ラーメン(袋麺)
「農心ジャパン」の辛(シン)ラーメン(袋麺) 柳亭こみちさん

 真打ちに昇進した今も、修業時代を思い出して初心に立ち返る味です。

 「見習い」「前座」の期間は、毎日早朝から師匠の燕路(えんじ)の家に通って掃除や洗濯などをし、食事も3食そちらでいただきます。そこで、おかみさんが作ってくれたのが最初でした。師匠の家にはいつも「辛ラーメン」があって、自分で作る時は冷蔵庫に残った少し古めの野菜から具材に使うのが弟子の決まり。それでもごちそうでした。

 私は野菜をたっぷり入れる派。どんな野菜も合います。卵やウィンナーもいいですね。まず野菜から食べて、辛いスープでしっかり汗をかいて。おなかいっぱい食べるなら、締めにご飯を加えるもよし。個人的には麺のモチモチ感が増して腹持ちがよくなるので、少し長めに煮込むのも好きなんです。

 最近では朝、2人の息子を保育園に送った後、出かけるまでのほんのつかの間に、旦那さん(漫才師の宮田昇さん)と食べることが多いです。落語家、母親、主婦の三つの仕事を抱えて時間に追われる中、少しだけホッとできるひとときでもあります。

 

◆全国のスーパーなどで販売。
 希望小売価格1袋160円(税抜き)。
 問い合わせは農心ジャパン(03・3595・0882)。


 りゅうてい・こみち 落語家。
 昨年9月、真打ち昇進。2月4日に東京・小金井市のMusic innうるま、24日に横浜にぎわい座で公演。その他の出演情報は公式サイト「こみちの路」で。

(2018年2月2日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。記事・画像の無断転載・複製を禁じます。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)