3年ほど前に出演した舞台の札幌公演で、共演者が薦めてくれたお店です。終演後の午後9時ぐらいに行ったらけっこう行列ができていて、翌日も公演を控えていたので普段だったら絶対並ばないところを、どうしても食べたくて50分間待ちました。
麺はスープによく絡む中太のちぢれ麺。一口目は意外とさっぱりしているんだけど、二口目からは白みその「コクまろ」が舌全体に広がっていく感じです。卓上にあったニンニクやゴマも入れて食べたかな。行列に並んだことも含めて、私の中の「札幌らーめん物語」として記憶に残っています。
この話を宝塚の後輩で札幌市出身の香寿たつきさんにしたのを彼女が覚えていてくれて、昨年帰省した時に、信玄さんの「お土産用」を買ってきてくれたんです。「そうそうそう! この味!」と感激するぐらい麺とスープの再現度が高くて、あの時食べた味を思い出しながら堪能できました。
7月に16人のビッグバンドでジャズコンサートを開催するんですが、ラーメンで例えるとしたら私は「麺」ですね。アワビや伊勢エビのような豪華な音色とうまく絡める「ちぢれ麺」を目指して、まずは英語、イングリッシュを頑張ります(笑)。
◆南6条店 札幌市中央区南6西8(問い合わせは011・530・5002)。
800円。
午前11時~翌1時。
ほか、石狩市に花川本店がある。
「お土産用」(麺とスープ、2食入り)はオンラインショップなどで販売。
まこと・つばさ 元宝塚月組トップスター。
7月9日、10日に東京・イイノホールで「MAKOTO SINGS GREATEST HITS WITH BIG BAND CONCERT 真琴つばさ スタンダードを歌う」を開催。