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ジェーン・スーさん
「シンガポール海南鶏飯」のシンガポール ラクサ

「シンガポール海南鶏飯」のシンガポール ラクサ
「シンガポール海南鶏飯」のシンガポール ラクサ
「シンガポール海南鶏飯」のシンガポール ラクサ ジェーン・スーさん

 米でできたビーフンを食べていると、体調がいいんですよ。ベトナム料理のフォーに、タイ料理のパッタイ。それに気づいてから、もともとのアジア料理好きに拍車がかかりました。

 ラクサはシンガポールの麺料理。この店ではビーフンか中華麺を選べます。ぐずぐずに軟らかいビーフンが、濃厚なココナツミルクのスープによく絡む。ふだんはしないけど、スープもすべて飲み干しちゃいます。

 アジア料理のラフな感覚が好きなんですよね。キュウリを温かい麺に入れる発想は、日本人にはきっとない。私は生粋の日本人だけど、こだわりの強そうなそば屋やうどん屋の方が、のれんをくぐりにくいです。

 月に1度、ゲストとしてTBSラジオの「たまむすび」に出演しています。その収録後、この店に立ち寄って、ファストフード感覚でサッと食べて帰る。もう習慣になっていますね。

 

◆赤坂Bizタワー店 東京都港区赤坂5の3の1の地下1階(TEL03・6802・5512)。
 980円。午前11時~午後11時((土)(日)(祝)は10時半まで、ラストオーダーは30分前)。無休。


コラムニスト。
近著の「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」(幻冬舎)は7万5千部の話題作に。

(2014年11月11日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。記事・画像の無断転載・複製を禁じます。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)