江戸時代の女性が憧れた、玉虫色に輝く高純度の紅。化粧品会社の「伊勢半」は、1825年の創業時から山形藩の最上紅花を使い、口述で受け継がれる秘伝の製法で紅を作り続けている。小皿に紅を刷(は)く、当時のスタイルを生かした商品が「小町紅 季(とき)ゐろ」(1万2960円)。水を含んだ筆で玉虫色を溶くと、自然な紅色が生まれる。お試しもできる。ネット販売も。
◆東京都港区南青山6の6の20(TEL03・5467・3735)。午前11時~午後7時。(月)休み。
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