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船の甲板を描いた包み紙の「乾パン」(柳原良平アートミュージアム)

「ふねのかんぱん」は切り絵作品「甲板みがき」で包装。右は同柄のハガキ

 昭和の時代から愛される、サントリーウイスキー「トリス」のキャラクター「アンクルトリス」。彼を描いた柳原良平(1931~2015)の「アートミュージアム」が横浜にある。

 ショップで買えるゴマ入り乾パン(税込み432円)はその名も「ふねのかんぱん」。船をめぐる情景を描き続けた人だけに、初代帆船日本丸の船上で実習生が甲板みがきに励む姿にもぬくもりがある。

 10月16日から「柳原良平の日本丸がいっぱい!展」が「出航」(来年5月6日まで)。記念にひとつ、かじってみては。

 

 ◆横浜市西区みなとみらい2の1の1の横浜みなと博物館内(電話045・221・0280)。[前]10時~[後]5時。500円。[月]([祝][休]の場合は翌日休館)と年末年始など休み。

柳原良平アートミュージアム

https://www.nippon-maru.or.jp/y-museum/

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は10月15日紙面掲載時のものです。商品は売り切れる場合もあるので改めてご確認ください)