東京・神田にあった万世橋交番をモチーフにした陶製貯金箱が復刻販売されている。
淡い緑色の屋根にれんが造りの万世橋交番は、江戸東京たてもの園に移築された建造物30棟のうち最小。その愛らしさを表した貯金箱も、手のひらサイズでコロンとした形だ。
もともと1993年の開園当初に販売していた。2022年度の万世橋交番の修繕をきっかけに復刻。貯金箱の彩色も一新したという。「キャッシュレスの時代ですが、レトロな雰囲気の貯金箱を手に取ってもらえたら」と、商品企画を担当した学芸員の早川典子さん。
◆東京都小金井市桜町3の7の1(電話042・388・3300)。[前]9時半~[後]4時半(4~9月は5時半まで、入園は30分前まで)。原則[月]休み。オンラインショップ(https://www.edo-tokyo-museum.shop/)でも購入可。
江戸東京たてもの園