例年秋ごろに正倉院展が開催される奈良国立博物館。今秋開かれた76回目にあわせて作られたのが、「にぎにぎひのき」(1100円)だ。ヒノキをころんとしたたまご形に削ったもので、手の中で握ったり転がしたりすると、ほどよい刺激が受けられ、ヒノキの香りも感じられる。展覧会は終わったが、引き続き販売中だ。
デザインは2種類で、展示されていた「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)」と「鹿草木夾纈屛風(しかくさききょうけちのびょうぶ)」が模様で焼き付けられている。握る時のサイズ感は個々で少しずつ異なる。「ぜひ直接触って、しっくりくるものを探して」
◆奈良市登大路町50。午前9時半~午後5時(日や館により6時、7時までの場合あり。入館は30分前まで)。700円。原則(月)(祝休の場合は翌日)、12月28日~1月1日休み。ハローダイヤル050・5542・8600。
オンラインショップ(https://narahaku-netshop.com/items/67178be18ea9bd0296d334f2)でも販売。
奈良国立博物館