日本では古くから万物に霊が宿ると考え、身の回りで起こる厄災を妖怪の仕業と考えてきた。ならば、現代のうまくいかないことも妖怪のせいにしてしまえ! と生まれたのが、小豆島にある妖怪美術館の「妖怪お札」(1枚1100円)だ。
「邪思消滅」「滅茶爽快」など、今時の悩みが吹き飛んで心が軽くなるような四文字熟語を考案。館長で妖怪画家の柳生忠平さんが、言葉に合う妖怪をデザインした。人気は「心身軽量」。忘れたい出来事も過剰な食欲も、一気に退散できるかな⁉
◆香川県小豆郡土庄町甲398(☎0879・62・0221)。午前9時~午後9時(木曜は5時まで)。2900円(全4館共通、音声ガイド付き)。水曜休み(祝日は開館)。
オンラインショップ(https://mononokedo.thebase.in/items/30395785)でも購入可。