我が輩は「犬形埴輪パズル」(2500円)である。
なんでも、約半世紀前に「百舌鳥梅町窯跡」の発掘調査で見つかった犬形埴輪「梅ちゃん」を模してつくられた堺市博物館のオリジナルグッズだと記憶している。
梅ちゃんは館のマスコット的存在で、展示品のなかで唯一愛称がつけられているのだ。
我が輩は11個のマグネットパーツになっていて、組み立てると実物の約5分の1の梅ちゃんになるのである。
館には実物とほぼ同じ大きさの仲間の立体パズルもいて、来館者は埴輪の復元作業を疑似体験できるぞ。
◆堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁の大仙公園内(☎072・245・6201)。午前9時半~午後5時15分(入館は4時半まで)。祝日を除く月曜日休み。11月4日~2026年3月末日、改修工事で長期休館。