鶴に紅葉、ウサギ……。戸栗美術館では、収蔵する古伊万里や鍋島焼の文様をモチーフにしたオリジナルの干菓子(13個入り、900円)が人気だ。
香川県特産の砂糖「和三盆」を固めたもの。ボタンをかたどった1粒は「色絵 牡丹双蝶文(ぼたんそうちょうもん) 皿」(17世紀中期)をイメージした。現物は濃い紫で、菓子の色をどこまで濃くするか、議論を重ねた苦心作だ。鶴と亀甲文を対角に置くなど、菓子の並べ方にも遊びがある。製造元によると、型で形作る時の水分量の見極めは、職人技だという。口当たりはとても優しい。
◆東京都渋谷区松濤1丁目11の3(☎03・3465・0070)。午前10時~午後5時(金土は8時まで。入館は30分前まで)。月火(祝休除く)など休み。