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シリーズ「Attirance」~馬場磨貴さんの花の写真たち(第8回)

朝日新聞の金曜夕刊に11月からスタートした新連載<PrintShot>。本紙でも活躍する写真家たちの近作を数点ずつ紹介し、撮影の一瞬を記してもらう。最初のシリーズは馬場磨貴さんの花々の写真で、シリーズのタイトルは『 Attirance 』。フランス語で「魅了される」といった意味だ。最終回の8回目は桜の写真を。

 

花弁は、散るのではなく飛び立つのです。誰の目にもつかず、潔く。そっと音もなく軽やかに舞う。手離すこともギフトだと、枝も花弁もちゃんと知っています。消えて終わったその後に、その後の、その後のその後がある。

 

■アーティストプロフィール

馬場 磨貴 / Maki Umaba (うまば まき)  写真家。新聞社勤務後、文化庁在外研修生としてフランス・アルル国立写真学校に留学 。帰国後はフリーランスとして雑誌や広告で活動している。 写真集に、人間の無意識の顔に着目した、静謐なモノクロームの作品『 absence 』(蒼穹舎)。 都市や工場地帯、原発など、近代風景の中に巨大な裸の妊婦がたたずむ作品『 We are here 』(赤々舎) がある。現在は新たに女性の性と聖をテーマに制作を進めている。 文化学園大学、日本写真芸術専門学校非常勤講師。

 

1月27日16時締め切りで、掲載写真をプリントしたTシャツのプレゼントを実施中。応募は以下のURLでジャンプするページから、どうぞ。