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『新聞記者』190館で凱旋公開決定!

アンコール上映のオファーが急増

(C)2019『新聞記者』フィルムパートナーズ 第43回日本アカデミー賞授賞式(C)日本アカデミー賞協会 (C)2019「宮本から君へ」製作委員会 (C)2020「MOTHER」製作委員会

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 2019年公開のスターサンズ製作・配給作品『新聞記者』『宮本から君へ』『i-新聞記者ドキュメント-』が国内の映画賞を多数受賞。さらに映画『新聞記者』は第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、6部門受賞受け凱旋公開が決定した。

 3月6日に行われた第43回日本アカデミー賞授賞式。その中で『新聞記者』が最優秀作品賞、主演男優賞(松坂桃李)、主演女優賞(シム・ウンギョン)の3部門で最優秀賞を受賞した。主演男優賞と主演女優賞を同じ作品が受賞したのは第34回(2010年)の『悪人』(妻夫木聡、深津絵里)以来、さらに最優秀作品賞も同時受賞したのは第26回(2002年)の『たそがれ清兵衛』(主演:真田広之、宮沢りえ)以来、17年ぶりの快挙となる。

 昨年、『孤狼の血』で最優秀助演男優賞を受賞し、2年連続の受賞となった松坂桃李は「この作品は僕の知る限りでは、実現するまでに二転三転四転五転くらいおそらく色々なことがあって、それでもこの作品をしっかりと映画を見てくださった方に届けたいという人が一致団結し、藤井監督の舵の元、撮影を終えることができました。僕自身も、10年ちょっと(俳優を)やってきてハードルが高い役だなと思いましたが、ウンギョンさんと一緒にお芝居をすることができて最後まで駆け抜けることができました。今日という日を糧に、また新たに作品の一部に自分がちゃんとなれるようになっていけたらと思っております。今回は本当にありがとうございました。」と受賞の喜びを語った。

 アカデミー賞史上初の外国人としての主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンは涙を流しながら「全然思わなかったので、全然準備をしていませんでした。ごめんなさい。本当にありがとうございます。まず映画『新聞記者』を見てくださったみなさん、そして藤井監督初め、河村さん、橋本さん、高石さん本当にありがとうございます。そして共演できて本当に光栄でした。松坂桃李さん、本当に本当にありがとうございました。これからも頑張って活動します。本当に今日はありがとうございます。」と受賞の結果に驚きながらも喜びを語った。

 そして最優秀作品賞が発表され、『新聞記者』が受賞を果たした。松坂は「うれしいです。純粋に。ここにはいない本当にスタッフの方々、関係者の方々と一緒に喜びを今すぐにでも分かち合いたい気分です。」と喜びを露わにした。シム・ウンギョンは「本当に計り知れません。ありがとうございます。何とも言えない気持ちなので、光栄です。ありがとうございます。(来年の司会)頑張ります!」と来年の授賞式の司会への気合いを語った。

 藤井監督は「本当にうれしいしか言えないんですけど、本当にもっともっとたくさんのスタッフとみんなと力を合わせてこの映画を作ったので、早く みんなに報告したい。(松坂)桃李君と同じ思いてです。新聞読むと面白いんだなというのをすごく感じましたし、河村プロデューサーにそれを世代を超えて教えて頂きました。」とコメントし、熱狂冷めやらぬうちに日本アカデミー賞は閉幕した。各賞受賞を受け、映画『新聞記者』へアンコール上映のオファーが急増、それまで47劇場の予定が、143館の追加劇場(3月13日時点・合計190館)が決まるなど、スタッフ・共演者には受賞を踏まえての【凱旋上映】という更なる吉報が決定した。

 第43回日本アカデミー賞において映画『新聞記者』が最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞の主要三冠に輝いた。製作・配給をしたスターサンズの作品は他にも『宮本から君へ』、『i-新聞記者ドキュメント-』も国内映画賞を多数受賞、なんと3作品の合計で29の映画賞を受賞、24ノミネートに上り(3月13日時点)、現在も好調な興行を続けている。
独自の企画性と鋭い視点で描かれるスターサンズの映画、代表で『新聞記者』作品の企画・製作・エグゼクティブ・プロデューサーを務める河村光庸は、「このようなインディペンデント映画を日本アカデミー賞の最優秀賞まで引き上げてもらった多くの映画人の方々に深く感謝いたします。」と語る。

 2020年もさらなる躍進が期待されるスターサンズ製作作品。最新作として、長澤まさみ主演、大森立嗣監督『MOTHER マザー』がこの夏、全国公開、更には2021年公開予定の古田新太と松坂桃李、実写初共演となる『空白』の公開も控えており、今後も話題作を提供していく。

 『新聞記者』大ヒット上映中

 ■『宮本から君へ』大ヒット上映中
 ■『MOTHER マザー』初夏、全国公開

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