▼シネマNAVI シネマNEWS一覧
https://www.cinemanavi.com/article_list/
2019年7月19日(金)に全国359館448スクリーンで公開初日を迎えた映画『天気子』。観客動員1000万人を超え、興行収入は140.5 億円を突破!2019年NO.1 興行収入を記録。さらに海外では、『君の名は。』の公開規模を上回る141の国と地域で公開。全世界待望の新海誠監督最新作『天気の子』のBlu-ray&DVDが5月27日(水)に発売!
今回公開された映像は、コレクターズ・エディションに収録される映像特典として撮り下ろされた、醍醐虎汰朗、森七菜、RADWIMPS による<ビジュアルコメンタリー>の一部。本編を視聴しながら、アフレコ収録を振り返ったり、音楽の制作秘話を明かしたり、醍醐と森が音楽について質問をすれば、今度はRADWIMPS が声の演技について質問をしたりと、出演者と音楽制作者がそれぞれの立場で語り尽くす貴重な映像になっている。
冒頭では、陽菜が“100%の晴れ女”であることにちなみ、「森嶋帆高役の醍醐虎汰朗です。100%の雨男です。」、「天野陽菜役の森七菜です。100%の晴れ⼥です。」、「音楽を担当しましたRADWIMPS のヴォーカル、ギターの野田洋次郎です。75%ぐらいの雨男です。」と天気の子らしい自己紹介からスタート。本編が始まって間もなく、帆高が編集プロダクションで働き始めたところで流れる主題歌のひとつ「風たちの声」が流れると、森が「はじまったー!」と拍手。醍醐も初めて曲を聞いた時「鳥肌がたった」と言い、「(音楽がついた映像を)その部分だけ携帯に撮って何度も聞いた」と明かした。
実は音楽を聞いて感動した醍醐から「思いが溢れてしまったのか”ほんとにありがとう︕”って︕」と、森が明かすと、醍醐は「恥ずかしいじゃん︕なんかテンション上がっちゃって…」と顔を赤らめた。この「風たちの声」は最後に追加された曲だったそうで、このシーンに使われることが決まったのは映画公開の約5 ヶ月前となる2019 年の2 月だったという。曲の追加が決まったのも2018 年のクリスマス頃だったと言い野田は「(この時期は)生きた心地がしなかった」と当時を振り返った。声優初挑戦の醍醐と森は、毎日のようにアニメを⾒て練習、勉強していたという醍醐、森に野田が「じゃあ『君の名は。』も観た?」と聞くと、ふたりとも「何回も」と答え、醍醐が「はじめの頃は、(瀧役の)神木さんを声マネし練習したこともあった」と言う。
ビジュアルコメンタリーでは、その他にもオーディションで演じたシーンや、実は陽菜の来ているノースリーブのパーカーはジッパー付きとなしがあること、新海監督の猫マークが陽菜の家の冷蔵庫に貼られていること、醍醐と森も尊敬する人気声優・梶裕貴からもらったアドバイス、そしてRADWIMPS の桑原、武田が声の出演を果たしたシーンや経緯なども明かされている。今だからこそ話せる各々の想いや裏話をたっぷり語り合った貴重な映像となっている。
■『天気の子』<ビジュアルコメンタリー>
コレクターズ・エディションの映像特典には他にも、作品の設計図ともいえる新海誠監督による<ビデオコンテ>、企画会議やアフレコ収録、音楽レコーディングやアニメの制作現場まで、映画『天気の子』が完成するまでの約1年間の制作過程を1時間半に及ぶ映像で追った<メイキングドキュメンタリー>、新海誠監督と有働由美子氏による公開後の今だからこそ語ることの出来る<「新海誠監督×有働由美子 反省会︕」~ 映画『天気の子』を語り尽くした“ソノサキ”~>、国内や海外での舞台挨拶を記録した<イベント記録映像集>、“映画の着想点”や“物語が生まれる工程”など、監督の制作日誌をもとに創作の秘密に迫る<新海誠監督講演会「『天気の子』-物語の起点―」>を収録。これらBlu-ray コレクターズ・エディションに付属する映像特典(特典ディスク1~3)は合計11時間を超える大ボリュームとなっている。
『天気の子』 2020年5月27日(水)Blu-ray&DVD 発売。