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名優エミリオ・エステベス監督の最新作『パブリック 図書館の奇跡』より、本編映像&図書館員のみならず誰もがあるあるに共感!&気鋭の漫画家・埜納(ののう)タオ描き下ろしイラストが到着!
本編映像では、まさしく“レファレンス”の場面。図書館のカウンターで「先週返した本で著者もタイトルも覚えていない 大きくて赤い表紙で棚の最上段にあったの分かる?」と抽象的な質問から始まり、「子持ちの大学復帰に関する記事を」「批判的思考の本を」といった、ジャンルから本や雑誌を探し求める人、「イブのリンゴって?」「南北戦争の戦いの多くが国立公園で行われた理由は?」など、知識に関する質問や、写真があるはずもない「G・ワシントンのカラー写真を」や、「“破れば刑務所に戻れる”法のリストは?数ヶ月でもいい」と無理難題な質問も続々と…。他にも貸し出し、返却のカウンター業務から、子供たちの本の読み聞かせなど多岐にわたる。思わずみんなも「あるある」と共感し、その場面を見かけたり、もしくは自分も司書さんへ聞いた経験があるかも。図書館長アンダーソンが、グッドソンと一緒に立てこもりを決意する際に言い放つ「図書館はこの国の民主主義の最後の砦」のメッセージは観るものに強く訴え、新型コロナウイルス禍により図書館が閉館したことは、改めて「パブリック」の意味を私たちに問いかけるものとなっている。
また、2020年文化庁メディア芸術祭マンガ部門で審査委員会推薦作品に選出され話題になった、図書館司書が利用者の調べものや探しものを手伝う“レファレンス”をテーマにした漫画「夜明けの図書館」作者の埜納(ののう)タオ氏から、描き下ろしイラストが到着!レファレンスの場面や、図書館に籠城した個性溢れるホームレスたちと、彼らとともにいる図書館員グッドソン(エミリオ・エステベス)の姿、権力の板挟みにあいながらも、グッドソンと共に籠城を決意した図書館長や、アパートの隣人アンジェラ(テイラー・シリング)、グッドソンと同僚のマイラ(ジェナ・マローン)、テレビレポーターのレベッカ(ガブリエル・ユニオン)ら魅力溢れる女性キャストたちの姿が切り取られており、「夜明けの図書館」主人公の葵ひなこたちもコラボし、「パブリック」の意味を改めて考えてみませんか?と問いかける。ソフトなタッチと優しい色合いで、キャラクターの個性を捉えた素敵な仕上がりになったこのイラストを手がけた埜納タオからは「とても考えさせられる内容で、まだじんわり余韻が残っています。「公共図書館はこの国の民主主義の最後の砦だ」という言葉が胸に響きました。たくさんの人に観て欲しいです。」と熱いコメントが届いた。
■『パブリック 図書館の奇跡』本編映像
7/17(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開