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『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督と映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組んだ不朽の感動作『海の上のピアニスト』が日本劇場公開から20年の時を経て、色鮮やかな4Kデジタル修復版でスクリーンに蘇る。また、当時日本では公開されることのなかった、トルナトーレ監督が本当にやりたかった全てを描き切った170分にも及ぶイタリア完全(HDリマスター)も待望の日本初公開となる。
イタリア完全版では、主人公1900(ナインティーン・ハンドレッド)の幼少期のパートも長く、ピアニストとして成長していく音楽的なバックボーンが丁重に描かれており、その分演奏シーンも増えているが、今回解禁する映像はまさにそんなシーンの一つで、親友マックスが1900を探しにボロボロのヴァージニアン号の船内にいる場面から始まる。
ボロボロの船内から一転、当時の豪華絢爛な船内の回想シーンへと変わると、1900とマックスが所属していたアトランティック・ジャズ・バンドをフロントマンでバイオリンのフィルがそれぞれメンバーを陽気に紹介していく。チューバのフレディ・ロヤカノ、トランペットのマックス・トゥーニー、トロンボーンのジム・ジム・“ブレス”・ギャラップ、ドラムのサム・スカリージ、サックスフォーンのサム・“スリーピー”・ワシントン、バンジョーのオスカー・デラゲラまで来て、最後にさらにテンションを上げて「最後はお待ちかねのピアノ、ダニー・ブートマン・T・D・レモン・1900、我らが至宝です!」と大声を張り上げるフィル!それを待っていた1900が鍵盤を叩くスピードを一気に上げて超絶テクニックで応える!フロアを埋め尽くすセレブたちからの大きな拍手がバンドに向けられる。
1999年に日本公開時よりからファンにとっては嬉しいシーンが40分以上も追加されたイタリア完全版、ぜひスクリーンで確かめていただきたい!
■『海の上のピアニスト』本編映像
YEBISU GARDEN CINEMA、角川シネマ有楽町、アップリンク吉祥寺では8/21(金)より下記の日程で公開!
8/21(金)~4Kデジタル修復版 上映
9/4(金)~イタリア完全版 上映
※9/4(金)以降は「4Kデジタル修復版」と「イタリア完全版」との両作品を併映する可能性があります。
詳細は各劇場のHPをご確認下さい。
作品紹介
■海の上のピアニスト<4Kデジタル修復版>
■海の上のピアニスト<イタリア完全版>