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多くの名作を生み出してきた脚本家・小説家の内館牧子が「源氏物語」を題材に、奔放で強い女性によって成長していく青年の姿を描いた長編小説「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」を元に黒木瞳監督により実写化する、映画『十二単衣を着た悪魔』より、ビジュアル&予告編が解禁された!
解禁されたビジュアルでは、平安時代の色合いや再現にこだわり抜かれた衣裳に身を包むキャストたち。着物にパーカーインと現代と絵巻物の世界の両方の世界を表現した衣裳に身をまとう伊藤。そして弘徽殿女御を演じた三吉は、十二単衣を身に纏うは初めて。黒木瞳監督がとことん拘って拘り抜いた平安衣裳の代表ともいえる十二単衣を身に纏い、凛とした芯の強さがうかがえる姿で佇んでいる。
特に力を注いだのが弘徽殿女御が初登場する際に着用している十二単衣の色合い。「この十二単衣は渾身の組み合わせ、ベスト・オブ・ベスト」と言わしめるほどの、監督こだわりの色鮮やかな十二単衣にも注目してほしい。
併せて「源氏物語」の世界観を凝縮した映像が初解禁。就職活動もうまくいかない、彼女にもフラれ、家にも居場所がない、落ちこぼれの伊藤雷が、バイト先でもらった「源氏物語」のパンフレットを手に雷(カミナリ)に打たれ、目が覚めると「源氏物語」の世界へタイムスリップ!ひょんなことから“悪魔”と呼び声高い弘徽殿女御付きの陰陽師として新たに人生を歩み始める。ヘタレニート街道まっしぐらだった雷が、「源氏物語」という時空を超えた世界で出会った弘徽殿女御、恋に落ちる倫子(伊藤沙莉)ら様々な人々と関わることで、自分の進むべき未来を見つけようともがく雷の心の機微を伊藤が見事に演じている。
また、三吉彩花演じる弘徽殿女御役の「可愛い女にはバカでもなれる」、「言いたい事を言って何が悪い」など悪魔か鬼かといえるエッジの効いた言葉を言い放つシーンも見ごたえ十分。OKAMOTO’S が歌う主題歌「History」にのせ映画の世界を彩る、奇跡の異世界トリップエンターテインメントの予告編が完成した!
■『十二単衣を着た悪魔』予告編
11月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開