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2016年を代表するイタリアのコメディ映画『おとなの事情』が、2021年1月8日(金)より新宿シネマカリテにて凱旋上映することが決定した!公開を記念し、特別入場料金は1,000円均一となる。
本作は、“イタリアのアカデミー賞”こと、「ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞」で作品賞・脚本賞のW受賞を果たし、本国では驚異的な28週間ロングランを記録し20億円を超える大ヒットになった、大人のためのコメディ作品。5人の脚本家が集結し手掛けた巧みな脚本と、ブラックな中にも人生そのものの滑稽さを思わせる笑いの魅力は、国境を越え、海を渡り、アメリカ・トライベッカ国際映画祭では脚本賞を、ノルウェー国際映画祭では観客賞を受賞。
本作のテーマは、スマホをめぐる“夫婦・親友の秘密”。7人の友人夫婦が集まる食事会というワンシチュエーションで、スマホの履歴を見せ合う世にも危険なゲームをきっかけに疑惑の嵐が吹き荒れる。
2016年にイタリアで公開されるとそのユニークなテーマが受け、イタリアでの大ヒットならびに韓国、スペインなど続々とリメイクが決定。日本では2021年1月8日(金)から『おとなの事情 スマホをのぞいたら』(東山紀之主演)のタイトルでリメイク作が公開となる。アメリカでもスパイグラス・メディアとイーグル・ピクチャーズによる製作が決定している。
現代の大人たちがスマートフォンから与えられる情報にいかに囚われ、影響を受けているかを表す風刺とユーモアを感じられる傑作映画。ジェノベーゼ監督は、知り合いのカップルに起きたことがこの物語のインスピレーションになっているとし、「男性が事故に遭って入院した時、病院へ向かった女性に彼の携帯が渡された。そこで色んなメールを見たらしくて、彼が退院したらすぐに別れたカップルがいたよ」と話す。
夫婦間のもめ事のみならず、本作で描き出されているのは人生の悲喜こもごも。現代の働く男女が抱える家庭の問題、仕事の悩み、変えられない自分の性格など、たった1台の小さなスマホによって次々と本当の姿が露呈されていく。
■『おとなの事情』予告編
2021年1月8日(金)より新宿シネマカリテにて1週間限定公開