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国内外からの大きな反響を受け、スタジオジブリ初のフル3DCGアニメーション『アーヤと魔女』の劇場公開が決定、劇場公開用のポスタービジュアルと予告映像が解禁された。
宮﨑駿監督作品『ハウルの動く城』(2004年)の原作者で「ファンタジーの女王」とも呼ばれるイギリスの作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる小説「アーヤと魔女」。この原作を企画・宮﨑駿、監督・宮崎吾朗の下、国内外から結集した精鋭スタッフによって映像化。
当初より映像・音響を映画基準で制作しており、一部新たなカットを追加し、劇場の大スクリーンで堪能できる。さらに、最先端の音響と映像技術で作品への没入感を味わえるドルビーシネマでの上映も決定した。
予告映像には、魔法のかかった不思議な家で、怖そうな魔女を相手に奮闘する主人公・アーヤの奮闘が描き出されている。スタジオジブリ史上、最もしたたかなヒロイン・アーヤの豊かな表情にも注目を。
■『アーヤと魔女』予告編
アーヤ役には、オーディションで選ばれた平澤(ひらさわ)宏々路(こころ)を抜擢。アーヤと暮らすド派手な魔女のベラ・ヤーガ役を寺島しのぶ、同居人である長身の怪しげな男・マンドレーク役を豊川悦司、魔法の秘密を知る使い魔の黒猫・トーマス役を、濱田岳が演じている。
『ゲド戦記』『コクリコ坂から』でも劇中で印象的な挿入曲を使ってきた宮崎吾朗監督。本作では、監督こだわりの劇中歌を、劇伴音楽を担当する武部聡志が率いるスペシャルユニットが演奏。歌うのはインドネシアで絶大な人気を誇る国民的スター、シェリナ・ムナフ。ギターの亀本寛貴(GLIM SPANKY)、ベースの髙野清宗(Mrs. GREEN APPLE)、ドラムのシシド・カフカ、そしてキーボードの武部聡志が映画を盛り上げる。
<企画:宮﨑駿コメント>
「アーヤと魔女」の児童書に出会ったとき、こんないい企画はないと思いました。
アーヤのしたたかさというのは、ずるいということじゃない。
昔はみんな持っていて、なぜか無くしてしまったもの。
こんな時代を生きるために、必要なことなのです。
今回CGを使うということで、どういう風にやるんだろうと思っていたけど、
出来上がったものを見て、不満がなかったです。
鉛筆で描かなくて、CGであることによって、解放されています。
映画は面白かった。
とても良いスタッフがそろって、作品が持っているエネルギーをちゃんと伝えていて、面白いんです。
本当に手放しで褒めたい。単純に面白いと言えるのは、良いことなんです。
<監督:宮崎吾朗コメント>
アーヤを劇場で上映していただけるなんて、本当に幸せです。
大きなスクリーンで観るアーヤは音も格別です。
沢山の方に観ていただけることを心から願っています。
<プロデューサー:鈴木敏夫コメント>
昨年末、沢山の人に観てもらった、アーヤ。
コロナの空気を吹き飛ばすアーヤの元気な姿を、ぜひ映画館で観てください。
4月29日(木・祝)より全国ロードショー