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　今もっとも注目と期待度の高い、成田凌、清原果耶が W 主演し、『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』の監督・前田弘二、脚本・高田亮コンビによるオリジナルストーリーで描かれる映画『まともじゃないのは君も一緒』より、ロング予告映像が解禁された。

　成田演じる数学一筋<コミュニケーション能力ゼロ>の数学講師・大野と、清原演じる知識ばかりで<恋愛経験ゼロ>の教え子・香住。全く噛み合わない二人が繰り広げる”普通じゃない”ラブストーリーは、現代の誰もが抱く“自分って普通?”という不安を代弁したような作品となっており、独特のテンポかつノンストップで繰り広げられる終始噛み合わない会話劇が、成田と清原の演技派俳優の2人によって見事に成立した本作。今回解禁された映像は、通常の予告の尺では収まりきらない本作の魅力を、3分版に凝縮したこだわりロング予告だ。

　成田演じる“残念すぎるイケメン”大野と、清原演じる“普通を知ったかぶる女”香住の息の合った掛け合いをたっぷり収録し、カットがかかった後の2人のコミカルなやり取りや、笑いを堪え切れず吹き出してしまう様子が収められており、現場の和やかな雰囲気が伝わる映像となっている。そして、異常なほどに理屈を並べる大野に対して「はやくち」「ちょっとなに言ってるのかよくわからない」などの的を得たテロップや、「でもスーツ似合う」「顔はイケメン」など大野のルックスだけは褒めるテロップなど、くすっと笑える演出が随所に散りばめられている。

■『まともじゃないのは君も一緒』ロング予告映像

　世の中に馴染めない凸凹すぎる2人の掛け合いも見どころの一つだが、小泉と泉が演じる宮本と美奈子の登場により、2人の関係に徐々に変化が訪れ、感情を表に出してこなかった2人がぶつかり合うシーンは、観る者が自分事と思ってしまうほどの説得力があり、誰しもが自分も普通を装っていると感じずにはいられない作品となっています。“普通とは”という究極の問いに直面した2人が出した答えとは？

　さらに、台湾・台北市で4月9日から始まる台北金馬ファンタスティック映画祭での上映が決定！台北金馬ファンタスティック映画祭は1962年に台湾映画の普及を目的に発足した、台湾金馬映画祭のひとつで、ファンタスティック系(ホラー、スリラー、SF、恋愛、コメディ)をメインに構成されている。最近では、サム・ライミ監督、デイヴィッド・リンチ監督、宮藤官九郎監督の作品が上映されている。2021年は、50作品の上映作のうち、日本作品は8作品を占めている。そんな中、『まともじゃないのは君も一緒』が“Ain‘t No Cure For Love”部門にて上映が決定した。

　試写会でいち早く鑑賞した人たちからも「”好き”って気持ちがどんな気持ちなのか、とってもわかる素敵な映画でした。」「今まで見てきた恋愛映画とは違う。」など、本作の恋愛要素に絶賛の声があがっている。

　3月19日(金)全国公開