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『アジアの天使』池松壮亮×チェ・ヒソ×佐藤凌とのメイキングムービー解禁!

まるで家族のような距離感!

(c) 2021 The Asian Angel Film Partners
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 『舟を編む』で日本アカデミー賞監督賞を最年少で受賞、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』でアジア・フィルム・アワード 最優秀監督賞を受賞し、その他にも『生きちゃった』『茜色に焼かれる』など数々の名作を発表し続けている石井裕也監督の最新作『アジアの天使』より、メイキングムービーが到着した。

 本作は石井監督が、あらためて初心に返り、これまでの経験値に頼らずにオール韓国ロケで挑んだ意欲作。主人公のシングルファーザー青木剛を石井監督作品には欠かせない顔である池松壮亮が演じた。剛のひとり息子・学(まなぶ)を演じた佐藤凌は舞台で演技経験を積んでいたものの本作が映画デビュー。オーディションで石井監督に見いだされた佐藤は、母親と一緒に韓国にわたり2020年2月から1か月半に及ぶ韓国での撮影を乗り切った。若干8歳の佐藤は、撮影中は母親と二人三脚で演技の練習し、撮影に臨んだという。自身の役について佐藤は「お母さんを亡くした学は、お母さんに会いたいと思っています。韓国に渡ってとても勇気がある子だと思います。」と振り返る。

 思い出に残っているシーンについて、学が海を見に行くシーンを挙げた佐藤は「学は、海にいったらまたお母さんにまた会えるんじゃないかと思っているんです」と内に秘める母を恋しく思う学の気持ちを代弁した。学が大切に持っている1枚の家族写真にも触れ(海辺で亡き母親と父の剛、学の3ショット写真)学がところどころで写真を眺めるシーンが印象的だとも語った。

 父親役の池松との撮影について聞かれた佐藤は、「池松さんは僕の撮影が終わるまで待っててくれたり、オレンジジュースを買ってくれたり、本当に優しくしてくれました。」と振り返る、撮影合間も池松の父親役は健在だったようだ。そんな池松も佐藤について聞かれると「まだ8歳の凌が韓国にきて、初めて映画という冒険に参加していましたので、僕自身も、凌自身もこの撮影が人生の特別な時間になったらいいなと思っていました。また父親としてなのか、同じ俳優としてなのか、男としてなのかは分かりませんが、凌の成長を見たかったというのはあります。」と貴重な韓国ロケでの佐藤との共演について語った。

 解禁された映像は、池松壮亮、チェ・ヒソ、佐藤凌の撮影合間のメイキング映像と佐藤のクランクアップ時の挨拶の映像。食卓を囲むシーンの合間につまみ食いをする佐藤とそれを見ている池松とヒソ。近い距離感が垣間見れる、まるで家族のようなほっこりする一幕を公開。クランクアップ後の挨拶時、佐藤は「みなさんありがとうございました、とてもとても楽しい毎日でした。また、皆さんと会えるように頑張ります、そのために、ぼくは何でも諦めません!チョヌンポギアネヨ!(韓国語=ぼくはあきらめない)」と言うと思わず涙。すかさずヒソがそばに寄り添い抱きしめてあげるという微笑ましい様子が収められている。

『アジアの天使』池松壮亮×チェ・ヒソ×佐藤凌メイキングムービー

 7月2日(金)テアトル新宿ほか全国公開

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は更新時点のものです。資料提供:シネマNAVI )