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2021年最大の超大作である映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の日本公開が10月15日(金)に決定した!
本作は1965年の発売以来、多くのカルチャーに影響を与え続け、一説には『スター・ウォーズ』『風の谷のナウシカ』『アバター』などの歴史に名を刻む名作が、この小説なくして生まれなかったと言われている伝説の小説「デューン/砂の惑星」が原作。
先日、9月に開催されるヴェネツィア国際映画祭でアウト・オブ・コンペティション部門で世界初上映されることも決定し、注目されている本作。圧倒的な世界観と壮大なスケールで、先週公開となった『ゴジラVSコング』に続く超大作として、この秋、世界中を熱狂の渦に巻き込むことは間違いない!
本作は、砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、全宇宙の未来を託された主人公ポールの運命、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なドラマが展開される。先月、日本公開が10月に決定したことがアナウンスされると「DUNEきたーーー!!!10月!観る!絶対!!劇場で!!!」「ティモシー主演のDUNEの日本公開が10月に決定したって。めちゃくちゃ楽しみ!映画館に通っちゃうなきっと」「DUNE10月日本公開!!!!!!ありがとうございます!!!!」と、SNS上で大きな盛り上がりを見せたが、公開日が決定したことで盛り上がりが更に加速するであろう。
スターフェスティバルと呼ばれる、七夕。一年に一度だけ2つの星が出会うこのタイミングに、全世界が長年待ち望んだ超大作の公開が決定した。
解禁となった予告編では、砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に繰り広げられる、群雄入り乱れる激しい戦闘シーンや主人公ポールが正体不明の巨大なサンドワームに追われる姿など見るからに壮大な世界観が収められている。何故ポールは全宇宙から命を狙われているのか?その狙われた能力とは?“僕が見たのは<未来>だ”というセリフと関係しているのか?また夢に登場する謎の美女との関係とは?“僕はハメられた”の真相とは――予告編を締めくくる“覚悟はいいか?”というセリフからも読み取れるように、全宇宙の運命を託されたポールが《ひとりの戦士》として、覚醒し、立ち上がる姿に期待が高まる!さらに今までに見たことのない映像と謎が謎を呼ぶ世界観に引き込まれる内容となっている。
■『DUNE/デューン 砂の惑星』日本版特報
主人公ポールを演じるのは『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』での好演や、『君の名前で僕を呼んで』で若干21歳にしてアカデミー賞主演男優賞にノミネートを果たした経験を持つティモシー・シャラメ。今年6月には大ヒット作『チャーリーとチョコレート工場』前日譚のウォンカ役に決定したことが発表され、さらに9月に開催されるファッション界最大の祭典MET GALAの共同ホストにビリー・アイリッシュや大坂なおみらと共に選出されるなど、Z世代を代表する次世代スターとして大きな注目を集めている。
本作の監督ドゥニ・ヴィルヌーヴも彼を「本物の映画スターで、狂気のカリスマ性がある」と大絶賛!そしてティモシーの脇を固める俳優陣も実力派オールスターキャストが集結!『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤがポールの夢の中に登場する謎の美女チェイニーを熱演し、『アクアマン』でおなじみジェイソン・モモア、アカデミー賞俳優ハビエル・バルデム、アベンジャーズの宿敵サノスを演じたジョシュ・ブローリンがポールを全力サポートする腹心を演じる。また、『スター・ウォーズ』続三部作ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックと『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のレベッカ・ファーガソンがポールの両親役で登場するなど盤石な布陣となっている。
様々な映像作品に影響を与え続けた作品なだけに、早くも日本を代表するトップクリエイターから本作への期待の声が続々と到着。本編鑑賞を前にしてのコメントは異例とも言え、作品に対する期待の高さが伺える。
●樋口真嗣(映画監督)
はやく観たい!今すぐ観たい!観たい観たい観たい観たい!
●山崎貴(映画監督)
誰もが不可能だと思ったブレードランナーの続編を、美しい詩のような素晴らしい映画に仕上げたヴィルヌーヴ監督なら、デヴィッド・リンチの作り上げた旧作のあの世界を、越えてしまうのではないかと今からわくわくしています。
●神山健治(アニメ監督/脚本家/演出家)
『ブレードランナー 2049』のプレミア試写で会った時の自信に満ちた彼の笑顔・・・あれから4年、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の挑戦を勝手に我が事のように嘱目している。偉大な前作が存在しそもそも映像化不可能と言われた原作に、今最もSF映画を撮ることを期待されている彼がどのようにアプローチしたのか?楽しみでならない。
●荒牧伸志(アニメ監督/メカニックデザイナー)
ドゥニ・ヴィルヌーヴ!奇をてらうようなショットがあるわけではないのに、骨太でじわじわくるSF映画を撮ってくれる、今、一番期待されている監督が、あのDUNEに取り組んでいる!と言うだけで、とにかく映画館に行って観るしかないですよね。それ以上言うこと無し。
●小島秀夫(ゲームクリエイター)
「DUNE/デューン砂の惑星」は原作へのカルト的な人気がある一方で、映像化に関してはこれまで曰く付きだった。確かに敷居は高い。しかし、監督はドゥニ・ヴィルヌーヴだ。彼は、多くの人の心配や憂を超えて、誰も観たことがない新作DUNEをこの時代に放ってくれるはずだ。
●柴山智隆(アニメーション映画監督)
誰かの人生を生きられるのが映画なら、未だ見ぬ世界に出遭えるのがSFなら、 ”DUNE/デューン 砂の惑星”を旅したい、生きてみたい。そして、予感している。つかの間の星間旅行から帰ると、”地球/水の惑星”に適応できずに、呆然としている自分がいそうだ。
●牧眞司(SF研究家・文芸評論家)
深遠なる神秘の宇宙、オルタナティヴな文明観、異様な環境と生態、張りめぐらされた権謀術策、反抗と復讐のアラベスク……。発表以来半世紀以上にわたり読者投票でアメリカSFのオールタイム・ベストと認められつづけた名作が、最新の技術で映像化された。秘薬メランジを摂取するがごとく、スクリーンを凝視せよ!
●立原透耶(華文SF翻訳、小説家)
伝説の名作SF再び! 技術が格段にアップして、理想的な砂の惑星が誕生した。何よりも魅力的なのはサンドワーム。大画面で見るこの巨大な蟲が何よりも楽しみ。ぜひ3Dで喰われてみたい!! もちろん人間にも期待大!
●RAM RIDER(アーティスト・音楽プロデューサー)
公開されたコンセプトアートをみて久々のハードなSF大作がきたか、と期待。「複製された男」ではパズルのような難解さを、「ボーダーライン」では麻薬カルテルの残忍さを描き出したドゥニ・ヴィルヌーヴが監督とあり、デヴィッド・リンチでも映像化に苦心した原作をどんな風にみせてくれるのか今から楽しみです。
●三上丈晴(月刊ムー編集長)
先日、アメリカに続いて中国が火星へ探査機を送り込むことに成功した。荒涼とした赤い大地の下にはサンドワームが潜んでいるという都市伝説がある。超大国と巨大生物、そして砂の惑星。この映画はひとつの予言書なのかもしれない。
10月15日(金)全国公開