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『ほんとうのピノッキオ』ポスタービジュアル解禁!

既存のイメージを覆す、美しくも残酷なダークファンタジー

copyright 2019 (C)ARCHIMEDE SRL - LE PACTE SAS
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 米・アカデミー賞(R)2部門(衣装デザイン賞/メイクアップ&ヘアスタイリング賞)にノミネートされ、その年公開のイタリア映画No.1の動員数を誇った、絢爛にして驚きに満ちたダークファンタジー『ほんとうのピノッキオ』が、11月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開することが決定し、ポスタービジュアルが解禁された。

 100年以上にわたって世界中で読み継がれるイタリアの児童文学「ピノッキオの冒険」。往年のディズニー・アニメーションが広く親しまれ、ギレルモ・デル・トロ、ロバート・ゼメキスによる新作も製作進行中だ。しかし誰もが思い浮かべるのは“嘘をつくと鼻が伸びる”エピソードであり、この名著の主人公の実像を知る人は少ない。無邪気な操り人形に見せかけて、実は行く先々でトラブルを巻き起こす、“悪童”だということをー。

 そんな原作の世界観をイタリアの名称マッテオ・ガローネが美しくも残酷に実写映画化。父親ジェペットの家を飛び出し、おとぎの森の奥深くへと誘われたピノッキオが、数々の世にも奇妙な生き物に遭遇しながら、奇想天外な冒険を繰り広げる。旅の途上で描かれる社会風刺や示唆に富む物語は、大人の鑑賞にこそ相応しいと言える。

 解禁されたポスタービジュアルは、小鳥がとまった長い鼻を、困惑気味に見つめるピノッキオの横顔が大きくデザインされている。多くの人がイメージするであろう、ある種トレードマークともいえる“嘘をつくと長く伸びる鼻”が印象的であるものの、その一方で、背景にはおどろおどろしい木々が並び、ダークな世界観が広がっている。キャッチコピーに添えられた“おとぎの国の奥深く”という言葉と合わさって、陽気なパブリックイメージとはかけ離れた、知られざるピノッキオの一面を匂わせるビジュアルとなっている。

 11月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は更新時点のものです。資料提供:シネマNAVI )