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ポンコツ“AI”とクラスメイトが織りなす、爽やかな友情と絆に包まれたエンターテインメントフィルム『アイの歌声を聴かせて』の大ヒットを祈願し、主演の土屋太鳳をはじめ、福原遥、工藤阿須加、吉浦康裕監督が、花園神社で大ヒット祈願を実施した。
ちょっぴりポンコツなAIの主人公・シオンを土屋が演じ、多彩な楽曲たちをエモーショナルに歌い上げます。また、もうひとりのヒロインであるサトミを福原、幼馴染のトウマを工藤阿が演じ、小松未可子、興津和幸、日野聡に加え、大原さやか、浜田賢二、津田健次郎ら実力派声優が集結した。
拝殿での本作大ヒットのご祈祷を終え、マスコミの前に登壇したキャスト、監督一同。土屋は「難しい状況のなか駆けつけてくださった皆様、気持ちを寄せてくださっている皆様、本当にありがとうございます。心からの感謝とともに、本日はよろしくお願い致します」と挨拶をすると、続く福原は「本当に私はこの作品がすごく大好きで心を打たれた一人なので、この作品がたくさんの方に届いたらいいなと思います」、工藤は「僕もこの作品を観て感動した人間の一人なので多くの方にその感動が届けばいいなと思っています」とそれぞれに本作の完成への想いをコメント。
また原作・脚本もつとめた吉浦監督は「数年前にこの企画を考えついてからここまで長い道のりでしたが、こういった晴れの舞台を用意していただいて感慨もひとしおです。」と晴れやかな表情を浮かべた。この日、シオンをイメージしたという黒のワンピース衣装で登壇した土屋は「AIではありますが…シオンが大人になった時にこういう恰好をしているかなとイメージして。メイクもそのイメージでやって頂きました」と言うとその姿を見た工藤は「ほ~!」と感嘆の声を上げ「確かにシオンが大人になったらこういう感じかなと思っていました!本当に素敵です。」とその姿に深く頷いていた。花園神社という場所でのご祈祷・イベントについて土屋は「実は花園神社の酉の市に小さいころからずっと来ていて、熊手に名前を書いて頂いて、毎年少しずつ大きくしているんです。そんな思い出深い場所で作品の祈願が出来るということは本当に幸せなことなので、まずは感謝の気持ちを伝えました」とコメント。
福原は「大変な状況ではありますが、誰かを幸せにするという気持ちだったり、愛情ということのすばらしさが、大好きなこの作品を通してたくさんの方に届いたらいいなというのと、あとは私はこの作品で太鳳さんの歌声が本当に大好きなので、この歌とこの作品の想いが響いたらいいなと思ってお願いをしました。」、監督も同様に「お客さんに届いて初めて完成、と昔から肝に銘じてきました。とにかくこの作品が一人でも多くの方に届くように祈りました」と今日の祈祷を振り返りました。また小さい頃からアニメが大好きだったという工藤は「僕にとって最高の作品です。小さい頃からずっと見ていて、そんなアニメの声優を出来るという機会を頂けただけでも夢のようでした。でも自分の声を聴くとやっぱり違和感しかないです!」と不安を吐露すると、すかさず監督から「まったくそんなことない!本当にハマり役ですよ、100点です!」と太鼓判を押され、最後には「本当ですか?これからも僕…こういうお仕事出来ると思います?」とはにかみながら自信をのぞかせた。
ポンコツAIと高校生たちの友情と絆を描いた本作にちなみ、AIがいたらどんなAIが欲しいですか?という質問に対しては土屋は「レシピをたくさんインストールして、料理を一緒にしてくれるAIが欲しいです。大人になると、誰かと料理をすることってあんまりないので、そういうAIがいたらいいな」と答え、福原は「私は朝起きるのがすごく苦手なので、朝起こしてくれるAIが欲しいです。スマホのアラームは無意識に止めてしまったりするので…あの手この手で起こしてくれるAIが欲しいです。」、さらに工藤「僕いま畑で野菜を作ったりしているので、それを手伝ってくれるAIが欲しいです。」とそれぞれに、本作のような日常の中にAIがいる世界に想いをはせた。
最後に登壇者を代表し、土屋が「花園神社という清々しい場所で完成披露という一歩を踏み出すことが出来て本当に嬉しく思います。この作品は今の時代を象徴しつつ、未来を救う物語だと思います。時代と場所を超えて沢山の人の心に届いたらいいなと思います。本日は本当にありがとうございました」と締めくくり、キャスト一同の仲の良さが伺える和やかな雰囲気のイベントが終了した。
10月29日(金)全国ロードショー。