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　世界中の映画祭で観客賞を受賞した感動作、映画『クレッシェンド　音楽の架け橋』より、対立するオーケストラの団員たちが共に見事な演奏を魅せる本編シーンを特別披露！

　本作を彩るのは、誰しもが一度は耳にしたことのあるであろうクラシックの名曲の数々。今回解禁されたのは、ヴィヴァルディ「四季」より《冬》の演奏シーンだ。

　タイトルに《冬》とある通り、厳しい寒さの冬の景色をソリストとオーケストラが対峙し、交互の演奏で表現しているこの楽曲。今回ソリストは、楽団でも群を抜いた実力を持つイスラエル人のヴァイオリニスト、ロンが務める。ロンが激しくエモーショナルな独創を披露すると、楽団メンバーも負けじと息のピッタリあった美しいハーモニーを重ねていく。間近に迫る和平コンサートに向け、緊迫感と高揚感が募るドラマティックなワンシーンとなっている。

　実は劇中の楽団、メインキャストの４名以外は本物の音楽家だというのだから驚きだ。ザハヴィ監督は「演奏をする音楽家の目には特別な光が宿る」と語っている。さらに、４名の俳優も元々楽器演奏ができる人をキャスティングしたが、さらにプロの演奏家のように見せるため、コーチを付け演奏指導をしたという。

　他にもクラシックの名曲が揃う本作には、魅力たっぷりの演奏シーンが多数！ぜひスクリーンで迫力ある音楽をお楽しみいただきたい。

■『クレッシェンド　音楽の架け橋』本編映像

　1月28日（金）新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国公開