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自分の希望とは違う仕事で休みなく働く若手ADが、一歩成長する姿を描く

『この街と私』予告編解禁!

(C)2019地域発信型映画「この街と私」製作委員会
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 バラエティ番組を作るために制作会社に入社したのに、深夜に街の良さを紹介する番組「この街と私」を担当している23歳のADの葛藤を描く『この街と私』より、予告編と追加場面写真、出演の宮田佳典・伊藤慶徳からのコメント、さらに飯塚健監督(『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』『ステップ』 )、にゃんたこ(YouTuber・文筆家)、吐山ゆん(映画監督・役者)の推薦コメントが到着した。

 地域発信型映画として東京都葛飾区を舞台に制作された本作は、メインキャスト全てがオーディションからキャスティングされ、300名以上の応募の中から主人公・美希役に、21年に第22回TAMA NEW WAVEコンペティションでベスト女優賞を受賞し話題の上原実矩が選ばれた。美希の彼氏・翔也役を演じた、佐野弘樹(『浜の朝日のうそつきどもと』)は、本作が準グランプリを受賞した第5回賢島映画祭で助演男優賞を受賞。ディレクター・中山役を宮田佳典が、プロデューサー・寺本役を伊藤慶徳が演じる。

 劇中のテレビ番組「この街と私」には、実際の葛飾観光大使でもあるLiLiCoと、芸人の大西ライオンが本人役で登場する他、美希の憧れの芸人として天竺鼠の川原克己、インタビューを買って出る客役で、ですよ。、居酒屋で遭遇する芸人役で大溝清人(バッドボーイズ)ら数々の芸人たちが本人役で登場する。

『この街と私』予告編

<中山祐樹役:宮田佳典コメント>
中山は”嫌な上司というキャラクター”だけではないと思いました。映画をヒロイン目線で見ていくと、後輩に対して厳しく、嫌な上司、物語上の敵という風に見えるかもしれません。しかし、それだけではなく社会で生きていく為に必要な事を彼なりに伝えているのではないか。彼には彼の人生があり、その側面を見たときに共感でき、このキャラクターを演じる事が出来ました。この映画では社会を生きていく中で誰しもが必ず経験するであろう共通の壁(試練)が描かれているのではないかと思います。それをどう考えて乗り越えていくか。僕にも、この様な試練が次々と訪れています。だからこそ見終わると、『少し肩の力を抜いて頑張ろうかな』って、どこかフッと楽になる部分がありました。皆様にも日常で力が入りすぎている事、気を張りすぎている事あると思います。
明日から少しでも楽に過ごしてもらえたらと。ぜひ劇場でご覧下さい。

<寺本慎二役:伊藤慶徳コメント>
制作会社のプロデューサー、寺本という役を演じました伊藤慶徳です。寺本は、業界だけじゃなくどこの会社でも必ずいる、圧が強めの少し癖のある上司です。自分が過去に会ったそういう人達を意識しながら演じました。この映画は、リアルな葛飾区民の方々がたくさん出てきており、どこまでが俳優でどこまでが葛飾の人なのか分からない、ある意味フィクションとノンフィクションの境界線を超えた面白い作品になってると思います。そして何よりこの映画を観た後は葛飾に行きたくなります。監督の温かさと優しさとユーモアが詰まった作品です。ぜひ、劇場でご覧頂ければ嬉しいです。

<飯塚健(映画監督、脚本家)推薦コメント>
若者を描くことは【不満】を描くことだ。 主演を務めた上原実矩は不満がよく似合う。特に、矢切の渡しのシーンでのそれは必見だ。俺は吹いた。 不満が解消されてゆく彼女の顔が、映画たらしめている。

<にゃんたこ(YouTuber・文筆家)推薦コメント>
「やりたくもないことで何でそんな疲れてんの?」
「今はこれしか出来ないから」
仕事も恋も、思うようにうまくはいかない。じめっとした空気の中で、時には息ができなくなるくらいに、迷ったり、すれ違ったりする。でも、ぱっと視界が開ける瞬間がある。生きてける、と感じる瞬間がある。そしてそういう瞬間のあることを、この映画は教えてくれる。現実と希望はいつだって隣り合わせだ。

<吐山ゆん(映画監督・役者)推薦コメント>
監督の永井くんは直接話すと凄く尖ったことやシュールなことを言ってきたりするんですが、彼が撮った映像を観るとそういった印象がまるでなく本当はストレートに心あたたかいものが好きなんだなと感じます。今回の映画をみてようやく普段の話し方は、照れ隠しやったんや。と気づきました。かわいい人です。

 3月4日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は更新時点のものです。資料提供:シネマNAVI )