読んでたのしい、当たってうれしい。

現在
60プレゼント

水谷豊監督作品第3弾『太陽とボレロ』

追加キャストに、石丸幹二・町田啓太・森マリア、豪華キャスト陣の出演が決定!

(C)2022「太陽とボレロ」製作委員会
(C)2022「太陽とボレロ」製作委員会
(C)2022「太陽とボレロ」製作委員会 (C)2022「太陽とボレロ」製作委員会 (C)2022「太陽とボレロ」製作委員会

▼シネマNAVI シネマNEWS一覧
https://www.cinemanavi.com/article_list/

 

 水谷豊監督第3弾『太陽とボレロ』の追加キャストが発表され、石丸幹二、町田啓太、森マリアの個性豊かなキャスト陣の出演が決定した。

 初監督作となる『TAP-THE LAST SHOW』(2017)では若者の青春群像とショービジネスの光と影を、脚本も手掛けた監督第2作『轢き逃げ 最高の最悪な日』(2019)では不幸な事故が露わにする人間の心の奥底を描ききった。オリジナルの映画を作り続けている水谷豊の監督作品第3弾となる本作は、“クラシックのオーケストラ”を題材に音楽を愛する普通の人々の人間模様を洒脱なエンターテインメント作品として作り上げている。

 ある地方都市のアマチュア交響楽団。主宰者である主人公の花村理子(檀れい)は18年間、個性豊かなメンバーとともに活動してきた。みんな音楽を愛する普通の人々。しかし、楽団の経営は苦しく必死に奔走する理子だったが、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる。そして、最後にして最高のコンサートがはじまる!

 主人公・花村理子とともにアマチュア交響楽団を支える中古車販売センター社長の鶴間芳文役を演じるのは石丸幹二。石丸は1990年から劇団四季にて看板俳優として活躍、退団後もドラマ『グランメゾン東京』(19)、大河ドラマ『青天を衝け』(21)、映画『ミュジコフィリア』(21)、など舞台だけでなく映画やドラマでも数々の作品に出演、クラシック音楽の最長寿番組としてギネスブックに登録のTV『題名のない音楽会』では司会を務めるほか、歌手としてオーケストラ・コンサートを積極的に開催するなど、音楽の分野でも活動の幅を広げている。石丸が演じる鶴間は、主人公・花村理子と共に楽団を立ち上げ、様々な苦難を背負う理子の唯一の理解者という役どころ。経営者としても主宰者としても包容力を発揮する役柄だが、理子に時折見せるチャーミングな一面も本作ならではの見どころ。

 その鶴間の会社で働きながら交響楽団でトランペットを演奏する田ノ浦圭介役を演じるのは、ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(20)、ドラマ『今際の国のアリス』(20)、大河ドラマ『青天を衝け』(21)ドラマ『ダメな男じゃダメですか?』(22)など続々と話題作に出演し、若手注目株の最有力候補と名高い町田啓太。そんな町田が本作で演じる田ノ浦は、心の奥底では音楽や楽団を愛しているもののストレートに言葉にできず、擦れたように見えてしまうトランペット奏者。本作で水谷監督の演出と出会い、演じることを改めて深く追求したという町田の演技、そして本作出演にあたり、夢に出るほど練習したというトランペット演奏も必見。

 続いて、主人公・花村理子の洋装店で働きながら交響楽団のヴァイオリン奏者を務める宮園あかり役に抜擢されたのは、本作が映画初出演となる若手実力派女優の森マリア。『ヤヌスの鏡』(19)で連続ドラマデビューを果たすと、ドラマ『24 JAPAN』(20)では誰にも言えない過去を抱えた複雑な役どころを演じ切り、注目を集めた。本作で森は、「ヴァイオリンこそ我が人生!」と話すほど音楽を愛する・宮園あかりを演じる。あかりは経済的な問題からプロになる夢を諦めるやっとの思いで入団した交響楽団が解散するという現実に向き合いながらも、希望を持ち続け明るく前を向いて、楽団を支える存在。自身が8年間続けていたヴァイオリンをもう一度徹底的に練習し、映画初出演にして、交響楽団の第一ヴァイオリン奏者という大役を果たした。

 出演に対し石丸は「鶴間は、理子を見守りながら一緒にオーケストラを支えていきます。台本を拝読し、鶴間は二枚目なのかな、理子を格好良く支えなきゃと思っていましたが、実際の撮影で、監督は見事に別方向に導いてくださいました。私の想像を超えていくようなシチュエーションがあり、とても面白かったです。」、町田は「自分自身、トランペットは小学生の頃少しだけ触れたことはあったのですが、とにかく音を出すのが難しく、苦戦しました。また本編ではチャーミングな人たちも、楽器を持つと人間味がより見えてくるので、是非そこにも注目してみてください。」、森は「私が演じる、宮園あかりは明るくはっきりとした性格で、ヴァイオリンのプロの道を諦めなければならない状況でも、弾くことを諦めずアマチュア交響楽団で演奏している一生懸命な女性です。そんなあかりを体現できるよう、ひたすらヴァイオリンの練習をしました。」とそれぞれが役にかけた思いを告白。

 さらに監督を務める水谷豊は3人についてそれぞれ、「石丸さん自身、楽器をやっていて音楽を愛している方なので、その石丸さんが鶴間を演じて下さったことで交響楽団の存在がよりリアルなものになりました。」、「(町田さんの)シーンを撮るたびにかっこよさとユーモアを兼ね備えた圭介というキャラクターが出来上がっていきました。魅力あふれる町田くんのセンスが作品の中で光っています。」、「マリアちゃんは短期間の猛特訓で見事なヴァイオリニストになってくれました。彼女のフレッシュさと愛くるしさもまた、この作品の見どころのひとつになりました。」と絶賛のコメントを寄せた。

 2022年6月 全国ロードショー

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は更新時点のものです。資料提供:シネマNAVI )