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2021年10月に放送された市原隼人主演の人気ドラマ「おいしい給食 season2」が、『劇場版 おいしい給食 卒業』として映画化、2020年に続く第2弾劇場版となり、5月13日より公開される。今回は最新予告編とポスタービジュアルが解禁された。
「おいしい給食」は、給食絶対主義者の教師・甘利田と、自由な発想の給食変革者・ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という戦いを描く抱腹絶倒の学園グルメコメディ。1980年代のある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子供たち、大人たちのさまざまな人生模様が食欲をそそる給食バトルと共に紡がれていく。劇中では揚げパン、ソフト麺、わかめご飯、冷凍ミカン、揚げ餃子など懐かしの給食メニューのラインナップが登場し、ノスタルジックな雰囲気に心温まる。劇場版第2弾は、長く続いた給食バトルが、宿敵ゴウの卒業によって終止符を打つまでを描く。
ポスタービジュアルは、卒業をイメージさせる、鮮やかなブルーの空と満開に咲く桜の木をバックに、まるで阿修羅の様にスプーンと箸を構える甘利田(市原)をメインに配置し、彼の背後に個性豊かなキャスト陣の姿を散りばめたもの。人気の給食メニュー、カレーライス、ハンバーグ、ワカメスープに、ロールケーキと、誰もがじゅるりと唾を呑み込んでしまいそうなおいしい給食に目を奪われるポスターとなっている。横には「給極の、うまそげ対決」というキャッチコピーが添えられており、ドラマ版よりさらにスケールアップした給食バトルに期待が高まる。
■『劇場版 おいしい給食 卒業』予告編
解禁された予告編では、甘利田と、ゴウの給食バトルから始まり、ゴウがアレンジした給食に向かってヘッドスライディングする甘利田の姿が映し出される。そんな中、給食に最大の危機が。給食マニアの、給食愛のための、最後の戦いが幕を開ける!
ヘッドスライディングシーンの撮影について市原は、「何でそうしようかと思ったのではなく、体が勝手に動いたんです」と台本にない動きを取り入れた撮影を振り返る。ヒロインの土村は、「甘利田先生という役に対して、1ミリも漏らさずに全力投球されている姿に尊敬しかないです。フィジカル面でもとってもすごい表現をされています。とにかく全身から湧き出るエネルギーがすごくて。市原さんにしか、甘利田先生は考えられない、誰も真似ができないなと思いました。」と絶賛した。
ゴウ役の佐藤も「市原さんと監督と段取りして撮影に臨むことが多いんですが、市原さんが予想以上の動きをしてくるのでビックリしていました。」と語り、綾部監督もこのシーンに関して、「前回の劇場版の際にやった、机の上で片足上げてのニワトリ?ポーズに匹敵する、映画版ならではのスペシャルポーズをするならこのシーン以外には無いと考えていました。特に市原くんと事前に相談はしていませんでしたが、彼も同じ事を考えていたようで、当日のリハーサルの中で、神野ゴウの挑発(的に見える)に対抗すべく、偶然出来上がった奇跡のスライディングです!表情筋からつま先まで、己の身体能力を駆使し、全身で芝居する市原隼人の芝居に釘付けになります!さらによく見るとしっかり内履きサンダルを脱ぎ、給食トレイを片付け、綺麗にスライディングしています!この作品の見所の一つです!」と太鼓判を押した。
5月13日(金)給食愛が、止まらない。