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彼らがつないだ奇跡とは—二宮和也主演『ラーゲリより愛を込めて』

心震わせる最新予告映像が到着、主題歌音源も解禁!

(C)2022映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 (C)1989清水香子
(C)2022映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 (C)1989清水香子
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 シベリアの強制収容所に不当に抑留された山本幡男の壮絶な半生を描く『ラーゲリより愛を込めて』より、号泣必至の最新予告映像が到着した。

 第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留された。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが山本幡男<やまもと はたお>である。ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人同士の諍いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの抑留者たちの心に希望の火を灯した。

 このラーゲリで一筋の希望の光であった山本幡男の壮絶な半生を、その高い演技力と豊かな表現力で俳優・アーティストとして、多くの人々に希望を与え続けてきた二宮和也が演じ、この冬ついに映画化される。

 先日解禁された<特別映像>では二宮に加え豪華俳優陣が熱演する姿が初解禁。絶望と希望が凝縮された本編映像に加え、本作に込められた熱い想いをキャスト陣が語る映像に、SNSでは「これは圧倒的すぎる。観なければ。」「この映像だけで涙が止まらない」と早くも注目を集めている。

 今回解禁となった映像では、生きる希望を唱え続けた山本が突如、耳元を押さえ雪の中に倒れ込み、身体が病魔に蝕まれてしまっていたことが発覚。それでも妻との約束を胸に帰国(ダモイ)を信じ続け、病魔に立ち向かう山本の姿に突き動かされる仲間たちの姿が映し出される。誰よりも山本を慕っていた新谷(中島健人)がこらえきれずに涙をこぼす姿。拷問を受ける可能性も省みず、山本が適切な治療を受けられるようロシア兵に掛け合う原(安田顕)。最も山本に厳しい態度を示していた相沢(桐谷健太)は目に涙を浮べながらも弱る山本を鼓舞。

 何事からも目を背けてきた松田(松坂桃李)は「生きているだけじゃダメなんだ。山本さんのように生きるんだ。」と強い覚悟の表情を見せる。

『ラーゲリより愛を込めて』最新予告映像

 いつしか仲間たちの目にはかつての絶望の色はなく、山本のように生きることを諦めない強い光と愛情が宿る。そして何よりも山本を支え続けたモジミの存在。「必ず、帰る。」という約束を誰よりも強く信じ続け、少しでも手がかりを見つけようと奔走する姿は夫への深い愛情を感じさせる。大勢の仲間たち、そして妻・モジミの愛情がつながり奇跡が訪れる。

 映像の後半ではMrs. GREEN APPLEの主題歌「Soranji」の音源も初解禁。メンバーの大森元貴は「生きる事への探究、深淵に触れるようなただならぬ感覚でなんとか制作することが出来ました。皆様自身が歩んできた人生に、必ずどこかしらでリンクできる、寄り添える作品を作れたのではないかと思っております。」とコメント。<生きることへの希望>を美しく力強い言葉と繊細かつ壮大なメロディーで紡ぎ出し、本作の世界観を鮮やかに彩る。豪華キャストと主題歌で魅せる、号泣必至の最新予告映像となっている。

 生活様式や価値観が大きく変わり混沌とする現代にこそ贈りたい、鬱屈したこの時代に光をともす<愛の実話>。珠玉の人間讃歌であり、観る者全ての心震わす感動巨編に期待だ。

 12月9日(金)全国東宝系にて公開 

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は更新時点のものです。資料提供:シネマNAVI )