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『君は放課後インソムニア』
 5月17日(水)実施完成披露上映会オフィシャルレポート到着!

「本当に放課後みたいだった!」和気あいあいの撮影現場を振り返る!

(C)オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会
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 若手実力俳優の森七菜、奥平大兼をダブル主演に迎え、池田千尋監督(『大豆田とわ子と三人の元夫』ほか)が実写映画のメガホンを取る『君は放課後インソムニア』。映画の完成を記念して、5月17日にはTOHOシネマズ 六本木ヒルズで、森七菜、奥平大兼、上村海成、安斉星来、永瀬莉子、川﨑帆々花、池田千尋監督ら、キャスト、監督を迎えた完成披露上映会を実施。撮影を通じて距離を縮めたというキャスト陣は、この日も撮影の時に戻ったように、和気あいあいとしたやり取りを繰り広げた。

 現在、テレビアニメ版「君は放課後インソムニア」が放送中であり、まさに“君ソム”旋風まっただ中となっているが、そんな中、いよいよ実写映画版が披露されるということで、この日のチケットは完売。

 イベント開始と同時に、場内の明かりが消え、真っ暗となった劇場内に、おのおのの観客に配られた青のサイリウムが点灯。客席のひとつひとつが幻想的に光るそのさまは、まるで夜空にあまた輝く星のように、会場をキラキラと照らし出していた。そしてそんな会場内に森、奥平をはじめとした登壇者たちが登場。その幻想的な星空の中をただようように、ひとり、またひとりと、ステージへと歩いていった。

 本作は石川県七尾市でオールロケを敢行したが、5月5日に石川県を震源地とする地震が起きたことを受け、まずは森が代表して「ニュースでも、能登の方たちが大変だとお聞きしております。あらためて石川県の皆さんにお見舞い申し上げます。少しでも元気が届けばいいなと思います」とメッセージを送った。

 この日は一般の観客に向けた初のお披露目となるが、「原作ファンの方や、はじめて『君ソム』に触れるという方もいらっしゃるので、ドキドキしています」と語った森は、「上映前からキラキラしてもらってうれしいです。本当にキレイでした。ありがとうございます」としみじみ。

 続く奥平は、昨年夏の撮影からおよそ10カ月たった現在の心境を「確かにやっと(公開)かという気持ちもあって。まだ観ていただくということに恥ずかしいという気持ちもあるんですが、それでも観ていただけることはうれしいです」とコメントしつつも、「最近ではアニメも放送されたり、漫画の単行本も12巻が発売されたりと、自分の生活のまわりに『君ソム』があり、皆さんに『君ソム』に触れていただける時間が増えているのかなと思いました」と付け加えた。

 そんな二人の様子をほほ笑みながら見守っていた池田監督は、「この作品のお話をいただいてから、今日まで3年と少したっていて。もちろんいろんな苦労もありましたけど、苦労も含めて磨かれていって。いろんな人の力で大きくなった作品。だから今日観ていただく皆さんにはぜひ作品の仲間になっていただいて。広めていただけたら」と呼びかけた。

 そしてこの日は主演のふたりを温かく見守る友人たちを演じたフレッシュなキャスト陣も参加。奥平演じる丸太(がんた)が不眠症であることを打ち明けている唯一の理解者で幼なじみの受川太鳳を演じた上村は、「ずっと仲良くしている友だちが悩みを抱えていて、それは心配なんですけど、心配しすぎると引かれるだろうなと。だから心配してるけど、そこまで心配してないように見せるという。そのあんばいが難しいなと思ってました」と述懐。それを受けた奥平が「ガンちゃんを助けたいんだけど、どうすればいいか分からない、みたいな受川の顔がすごくいいんですよ」と見どころを語ると、森も「分かる」とかみ締めるようにコメント。さらに「だから(自分が映るシーンではなくなり)カメラからはけた時は、(受川が)どんな顔をしているんだろうと思って。ついつい見ちゃってましたね」と告白する奥平に、上村は「いいよ見なくて。やだな」と照れくさそうに笑っていた。

 そして森が演じる伊咲(いさき)の友人たちも個性豊かな面々が集まった。伊咲とは小学校からの付き合いでソフトボール部に所属している、穴水かなみを演じた安斉が「わたしは映画自体が初めてで、緊張しながら撮影場所に飛び込んだんですけど、撮影場所の七尾が本当にすばらしいところで。皆さんのおかげでリラックスできたというか、すごくやりやすい環境で過ごさせていただきました」と明かすと、「本当に緊張してた?」と驚いた様子の奥平たち。さらに森が「わたしたちいなくても大丈夫な感じだったけど。一番盛り上げてくれたもんね」と続けると、「朝来ると音楽を流し始めるんですよ」と明かした奥平。さらに森が「しかも洋楽ですよ」とたたみかけ、会場は大笑い。安斉自身は「やっぱりアップテンポの方が場が盛り上がりますからね」と続けていたが、共演者たちの様子からも、安斉がムードメーカーとして、現場を明るく盛り上げていた様子がうかがい知れた。

 伊咲の友達で、実家のお好み焼き屋を手伝う女子高生、蟹川モトコを演じた永瀬は、「すごく海鮮がおいしくて。わたしの人生の中でもたくさんお魚を摂取できた時期でしたね」と七尾の思い出を述懐しつつも、「でも毎日、お魚を食べていたら、たまにはジャンキーなものを食べたいという時期が来たじゃない」と共演者たちに呼びかけると、「あった」「あった」と大盛り上がりの登壇者たち。その時は、携帯電話のマップでファストフード店を探そうとしたものの見つからず、歩いて20分ほど離れたところにキッチンカーを発見!そこで念願のハンバーガーを食べることが叶ったそうで、「それは撮影外の思い出。本当に放課後みたいだったな」としみじみ語る永瀬。その言葉を受けた森も「(みんなが着飾っているので)さっき気づきました。みんな芸能人だったんだなって」と笑ってみせた。

 そして伊咲の友達で、美術部に所属している野々三奈を演じた川﨑は「わたしも(安斉)星来ちゃんと一緒で。こういう映画の撮影ははじめてだし、みんなのことは知ってたんで緊張していたんですけど。でもゲームをしたり、撮影が終わってから(森)七菜ちゃんと一緒にアイスを買いに行ったりとか。撮影じゃないところでも仲良くしてくれたのがうれしかったし、全部思い出します。でもみんなあまり覚えてないんですよね」と語ると、「俺はあまり覚えてないんですけど、どうやらゲームをやっていたらしくて」と笑ってみせた奥平だが、「でもなんかしりとりでめちゃくちゃ笑っていたのは覚えてて。しりとりで笑えるのって幸せですよね」としみじみ付け加えた。

 イベント中では、本作主人公の丸太が、天文部に入部し、カメラにどんどんハマっていくことにちなみ、登壇者たちが「ハマっているもの」について質問が。まずは「温泉・サウナ」と回答した池田監督。「現場で宿泊していたのが和倉温泉だったので。撮休になると、とりあえず行って。みんなキャッキャと楽しそうにしていて。でもわたしは疲れていたんで、疲れを癒やしていました」と述懐。さらに「今日のバスの中でも、あの時に時間が戻ったようにみんなはキャッキャとしてて。元気でいいなと思いながら見ておりました」と笑ってみせた。その後も川﨑が「ギター」、永瀬が「ミニバッグ」、安斉が「デニム」、上村が「刺繍」と返答。

 そして奥平の答えは「鯨の鳴き声」。「僕は最近、海の生物にハマってて。鯨の鳴き声って変な鳴き声なんですけど、めっちゃ落ちつくんです。それこそ眠れない時に聞いているんですけど、オススメです」とその理由について明かした。

 そして最後に森がハマっているものは「カメラ」。その理由については「この撮影の時もハマってて。使い捨てカメラとか、わたしの一眼レフとかでも撮っていたんですけど、楽しくて。わたしは露出とか、本格的なことは習ったことはなかったんですけど、(奥平演じる)中見(丸太)が隣でやっているのを見ていていいなと思っていました」と明かした。

 そして、最後のコメントを求められた池田監督は「自分が生きることを肯定するのはすごく難しいことかもしれない。でもそれができたときに、人は人に好きと言えるのかもしれない。そんなことを信じながらつくりました。多くの人に届くといいなと思います」とメッセージ。

 続く奥平が「この映画がいいなと思うところは、みんながちゃんと七尾市に生きている感じがあるところ。この舞台あいさつでも和気あいあいとしていましたけど、それがちゃんと画面に出ているのがいいなと思う作品です」と語ると、森も「ここでみんなが楽しく話したように、みんなで過ごした日々は本当だったんだというような時間を過ごして。それが丸ごとおさまっているのが完成した映画からも見られて。『君ソム』の原作の雰囲気と、それを生身の人間が過ごすという意味が感じられる映画になっているなと思っています。皆さんには何かを持って帰っていただけるような幸せがあると思うので楽しんでいただきたいなと思いますし、もし面白かったら、ぜひ隣にいる人に面白かったよと、広げてください」と会場に呼びかけた。


 6月23日(金)公開決定!

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は更新時点のものです。資料提供:シネマNAVI )