スペインの巨匠と言われる劇作家・アントニオ・ブエロ・バリェホの傑作、「燃ゆる暗闇にて」。盲学校を舞台に、人と人が起こす化学反応や対立・葛藤を繊細に描き、人間の普遍的なテーマに切り込んだ本作は、1950年に初演の幕が上がり、閉ざされた学校の中で繰り広げられる、無垢な学生たちの繊細な心の動きや葛藤は、「幸せ」についての真意を問い、多くの人の共感を呼んだ。
昨年、その名作が韓国でミュージカル化され、話題に。今回の日本版では、2022年に本戯曲を手掛けた田中麻衣子が演出、落合崇史が音楽監督として、勢いある出演者陣と共に日本初上陸となる世界初演ミュージカル版に挑む。
▶公式サイト https://musical-moyuru-kurayami.jp/
10月5日(土)~13日(日)に東京・池袋のサンシャイン劇場で上演する「燃ゆる暗闇にて」から、10月9日(水)午後1時の回に2組4人(11,000円/人)を招待。
未就学児入場不可。
鑑賞チケットをすぐに発送。
あらすじ
ドン・パブロ盲学校。「安全で自由な学校」という教育方針のもと生活する生徒たちは、皆とても幸せそうに日々を送っていた。
カルロスとホアナは、誰もが羨む優等生カップル。他の生徒たちも、まるで自分の障がいを忘れるように生きていた。
そんなとある日、転校生・イグナシオがやってくる。彼はこれまで沢山の生きづらさを感じ、悲観的かつ、希望を持たない言葉、態度に、他の生徒たちの今までの信念を揺らがせ、“自分には何かが欠けている”という現実を突きつける。
「多くを望まず、与えられた世界に満足することこそ救われる」という学校理念を信じるカルロス。
「宿命の悲しみや、やるせなさを分かち合い、いつかの奇跡を信じることこそ救われる」というイグナシオ。
2人の対立で学校は更に混乱を極めていき――想像を絶する衝撃的な結末が、彼らを待ち受ける。
公演情報
公演名:燃ゆる暗闇にて
公演日程:10月5日(土)~13日(日)全11公演
会場:サンシャイン劇場(東池袋駅・東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館 4F)
▶地図(Goole Map) https://maps.app.goo.gl/QVvVB6kVNdB8ML1D9
演出:田中麻衣子 音楽監督:落合崇志
翻訳:吉田衣里 上演台本・訳詞:オノマリコ
出演:渡辺碧斗/佐奈宏紀 坪倉康晴 ※Wキャスト /熊谷彩春/コゴン 高槻かなこ/
雨宮翔(GENIC)松村優 菅原りこ 日髙麻鈴/ 壮一帆
SWING 須田拓未
チケット料金:S席 11,000円(税込) A席 9,000円(税込)
主催・企画・製作:avex live creative
問い合わせ:公演事務局 https://supportform.jp/event (平日午前10時~午後5時)
※問い合わせは24時間受け付けているが、対応は営業時間内となる。なお、内容によっては回答までに時間がかかる場合がある。
各日の公演時間などの詳細は公式サイトで確認。また、出演者たちのコメント動画もサイトで公開している。